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星降る夜に


序章


───嵐を纏いし古の龍現る時

一国へ災難を運び崩壊へと導くだろう───



大昔の予言師が残したらしい言葉

わたしはまだこの世に生を受けていない…けど、わたしの運命はここから回りだしたのかもしれない

もしかしてこの前から、ずっとずっと前から定められていたものかもしれない

でもそれが宿命ならば……



1人の少女の運命が回りだす──
 

序章



───嵐を纏いし古の龍現る時

一国へ災難を運び崩壊へと導くだろう───




我が国に古くから伝わる言い伝え

あまりにも時代の遠いい話しで定かではないけど、昔このお城にいた偉大なる予言師がそう告げたらしい

お父様が小さい頃から私に教えてくれていた

「我が一族は古くより、嵐を纏いし古の龍と戦ってきた、その度に我々は勝利と引き換えに多大なる犠牲を受けた」

そのあとに続く言葉はいつもこうだ

「私に何かあったら今度はお前がこの国を守るんだよ」

お父様はとても勇敢で国民にも絶大な信頼を得ているのと同時に、私の一人の父親としてもとても尊敬できる

お母様が亡くなられたあとも、悲しむ間もなく公務に追われていた

お母様はそれはもう美しく、肌は北の酷寒に降る白雪のように透き通り、声は静かなる湖畔で囀る小鳥のように澄み笑顔は世界中に生命力と恵みを与える太陽のように眩しかった

お父様は、お母様を本当に愛していた

そんなお母様を亡くし、ただ一度だけお父様の涙を見た

私がいつものように場内を散歩していると、正面階段の広い踊り場にあるお母様の大きな肖像画の前でお父様が、その絵を見上げていた

私はなぜか直観的に気付かれてはならないと感じ、影に身を隠した

「おお・・・アナスタシアよ・・・何故お前が犠牲にならなければいけなかったのか・・・」

と言い目から頬を伝わり一筋の光の線を作った

その光は歓喜ではなく悲しみによるもの

私はその時に幼心(おさなごころ)ながら決心した当時はまだ10歳


この国は命に変えてでも守ろうと

そしてそれは中途半端な覚悟ではできない

この平和は絶望たる犠牲の上に立っているのだと


恋する破壊王 | 柚と妻ボレアスとわたし | 15:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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