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星降る夜に

 第一章 

あれから月日がたち大人としての第一歩を踏み出すアイリス

祝典で出会う、一生涯を共にする相棒

その存在がまた彼女を成長させる

扉は開かれる

さあ手に取るのだ・・・
 

それから10年後、私は20歳の誕生日を迎えることになった私ことアイリス・シルバースターは、この大陸一の城塞都市である首都ドンドルマよりはるか離れたフランボワーズ国という小さな国を治めている城主ジョルジオ・シルバースターと王妃であるアナスタシア・シルバースターの間に生まれた

フランボワーズ国はどちらかというと田舎とも呼べる、農業を中心とし自然身あふれ、常にさわやかで澄んだ風が吹き、ある法則を持ってきっちりと並んでいる田園風景も世界中を回っている旅人の疲れをも癒してくれる、そういった雰囲気を持つ国だ


──星歴534年 寒冷期

20歳の誕生日、城では誕生パーティーが行われ城のみんなはそれはもう盛大に祝ってくれた

よだれをそそるような香ばしいハーブの香り漂うこんがり肉、普段は番兵や訓練に勤しんでいるフランボワーズ国直属の騎士団ロンド=ベルの騎士達の片手にはウォーミル麦製のドンドルマビールが握られ、日々のねぎらいとしている

パーティもピークを超え、日が暮れる頃に私はお父様によばれ謁見の間へと足を運んだ

玉座には城主であるジョルジオと、その脇には大臣であるポワールとロンド=ベル騎士団長であるジュンが静かに私を見つめていた


私は歩を進め、ドレスの裾を白く細い指先でつまみ、敬意をしめすように会釈をした


「ジュンよ例の物を」

「ハッ!」

命を受け後ろを振り向いたジュン=カーセルは左足を半歩さげるとそれを軸に後ろへとすばやく方向を変え再び左足を元の位置に戻し、薄暗い奥の部屋へと歩を進めた



しばらくすると数人の騎士と共に3メートルはあろうかという大きな箱を運んできた

樹齢何百年だと想像させる聖地アルカディアの固有樹木であるユグドラシルの一枚樹を切り出してつくられた箱には金銀宝石などで見事に装飾され、中に入ってる物の重要性を表わしている

細かい彫刻がなされた金の蝶番はフランボワーズ王国の国章である星を模ったレリーフの中央にあり、長年使われることのなかったそれは鍵という唯一つのその相棒を待っている

ジョルジオの厳つく逞しい指先が鍵を差し込むと、蝶番はそれを愛し合う夫婦のようにあっさりと受け入れ、なんの抵抗もなく手元でカチャリと軽快な金属音がなる。

ギギ・・という音と共に箱の中に光が差し込み、中ではシルバースター家代々伝わる先祖の魂と云うべき神秘的な何かが今か今かと次なる主を待ち望んでいた。
恋する破壊王 | 柚と妻ボレアスとわたし | 10:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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